次回は大半が再選困難?
まさに都民ファーストって何?って感じだ。多くの新人らが小池百合子の人気に便乗し、東京都議選挙を戦ってからまだ2年。離島を除く全選挙区で公認、推薦61人全員当選というとてつもない強さを発揮した都民ファーストだったが、このほど行った世論調査ではなんと期待する21%、期待していないは73%にも及んだ。21%も期待しているのにはびっくりしたが(笑)
圧勝した2年前の都議選
わずか2年というか、当初から右肩下がりで失速
人の心は移ろいやすく…とは言うが、わずか2年で失速したのは親分・小池百合子の衆院選直前の新党希望の党の立ち上げの失敗、豊洲市場を巡る政治判断の未熟さ、曖昧さ。さらに当初の結党メンバーながらわずか数ヶ月で離党した上田令子、音喜多駿両都議が明らかにしたように、党の非民主的運営、幹部による不当な高度管理などが失速の原因。
都民ファースト、そして初当選した議員らの議会活動の低調さも手伝って、支持率アップは全く見えないのが現状。1番近い昨年11月の葛飾区議選挙は5人が公認され、当選はわずか1人という体たらくぶりだった。
小池知事自身の支持率も当初の80%を超える人気は影を潜め、わずか49%。都道府県知事で支持率50%以下はほとんどいない現状をみると、完全に都民からそっぽを向かれた感じだ。
豊洲安全宣言、オリンピックへの準備をアピールすることで人気回復を狙っているが、どうだろう。わたしは東京オリンピックの開会式に彼女が立つ可能性は、50%もないのではと考える。都民はそこまでお人好しじゃないだろう。
やはり独り立ちは無理だった⁈
衆院議員時代は細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎ら超大物の寵愛をうけ、1年生議員の時から能力、実力以上の華やかな舞台に立ってきた。
有名になれたのは、常にこうしたデカい後ろ楯があったおかげ。知事というトップに立った場合、果たして仕事はできるのか?能力はあるのか?との疑問は感じていた。やはり荷はかなり重過ぎたような気がする。
もりもと なおき