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酷暑で着ぐるみに入る仕事は地獄の苦しさ⁈ TDRでは訴訟も

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外から見ると楽しい仕事に見えるけどこの酷暑…


かわいいキャラクターの着ぐるみの中に入っている人に、それほどの思いを寄せたことはなかったが、この超酷暑の日々。見かける度にもうやめておいたらと、思わずにいられない。

例えば東京ディズニーリゾートは、ディズニーのキャラクターの演出が楽しい施設を支えていると言っても過言ではなく、どれだけの子どもたちが幸せな気持ちになっていることか。しかし連日の酷暑。着ぐるみの中は地獄の苦しみであることは、間違いない。

見ただけで幸せになるキャラクターたち。でも酷暑の中…


TDRで着ぐるみに入っている人が訴訟を。夏でなくとも1年中大変なんだ!


そんなディズニーリゾートで、着ぐるみに入っていた女性契約社員2人と会社の間で訴訟沙汰が起こった。

なんでもTDRでパレードやショーに出演していた契約社員の女性2人が、運営会社のオリエンタルランドを過重労働とパワハラで訴えたとか。

ひとりの女性社員(28才)は総重量最大30キロの着ぐるみを着て、多いときは月28回出演し、2017年1月に腕などに激痛が走る「胸郭出口症候群」と診断された。

もう1人の女性社員(38才)は勤務中に喘息を発症したため楽屋の環境改善を訴えたところ、上司などから「病気なのか。それなら死んじまえ」「30才以上のババァはいらねーんだよ」などの暴言を受け、精神的なショックで体調を崩したというーともに訴状より。

東京ディズニリゾートでアルバイトや契約社員で働くことは、学生や中小の劇団員たちに大変な人気。なかなか採用されないブランドバイトとか。

しかしながら夏でなくとも、着ぐるみの下では大変な状況であることも、この訴えで推測できました。

こうした着ぐるみの中は、今なら軽く50度を超し、マメ休憩や水分補給がないと命にかかわる仕事だと思う。ちょっとした遊園地やイベントには必ず愛想を振りまいている着ぐるみキャラクター。雇用主は常に体調に気を配ってあげて欲しい。

そして私たちも中に入っている方々に少しは思いを寄せたいものだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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