大物政治家のメンタルの強さというか神経の太さには驚きしかない。最近はかなりベテランでもSNSを駆使しているのを見かけるが、あれだけコメントに罵詈雑言を書き込まれても大物ほどびくともしていない。悪口より政策的批判、応援もしてあげよう。
メンタル強いなと羨ましくなる甘利さん
名前を挙げて恐縮だが自民党の甘利明さん。この人は一番、タフだと思う。ツイッターを始めてまだ3年くらいと思うが結構、更新している。
なかなか大物政治家と思えないユーモア溢れる投稿で、楽しい。しかしコメントを拝見するともう99%が酷い書き込みが多い。
その大半が数年前、週刊誌で話題にもなり東京地検が捜査を進めていた汚職事件に関するものだ。
甘利さんはどんな投稿をしてもその件で何百ものコメントを返されるから、しんどくないんだろうか?
それでも飄々とご自身のマイペースの投稿は続くから、コメントは見ていないのかもしれない。

野党女性議員には目に余る罵詈雑言が溢れ
野党も女性国会議員がネトウヨ連中に攻撃されるケースが多い。とりわけ福島瑞穂さん、蓮舫さん、山尾しおりさんらだ。
蓮舫さんなどは『おはようございます』とツイッターで朝の挨拶を投稿しただけで、酷いコメントが次々と。いまだ『2番じゃダメなんですか?』的なコメントも多い。
しかし、まともに読んだら相当、キツいコメントも多いから、モチベーションはどのように保つのだろう。

コメントは辛辣なものが多い
小池知事のメンタルの強さは恐らく政界No.1だろう
最近、恐らく政界一のメンタルの強さだろうと敬服するのは都知事選さなかの小池百合子都知事だ。
彼女のケースはツイッターへのコメントレベルじゃなく、それなりの有名な文化人らがSNS上で激しい批判を繰り広げている。中傷そのものもある。
学歴問題だけでも相当、厳しい意見は多く、こうした投稿を目にして落ち込んだり、精神を病んだりはしないのだろうか。
また最近は『女帝小池百合子』なる全編、批判とスキャンダルで埋め尽くした凄まじい本も出た。
こうした自分を取り巻く背景の中、平静を保ちマイペースの会見を続ける姿に、とてつもない強さと恐ろしさを感じる。


河野太郎防衛大臣はブロックで対処
あとSNSでよく話題になっているのが、河野太郎防衛大臣にブロックされたという声だ。
批判や悪口はもちろん、まだやり取りしていないのにブロックされたとの声も溢れている。
私は河野さんは結構、自分への悪口はメンタルにくる方で、ごく普通の神経なのかもしれないと、逆に好感を感じる。
恐らくきちんとコメントも読んでいるし、相手のプロフィールもチェックしてるんじゃないか。だからブロックで事前に警戒しているのかも。

政治家も人の子、きちんとした批判や要望を
政治家も人の子だ。彼らの投稿に対しては悪口や誹謗中傷でコメントするんじゃなく、きちんと政策的、建設的な批判や質問にしたら良いのにと考える。
こうした使い方をすれば政治家にSNSを通し、国民の声は少しは届くのではないだろうか。
現実に国会議員よりフォロワーやコメントが少ない地方議員でも、きちんとしたやり取りを通して、市民の声を地方行政に反映させているケースは多い。
もりもとなおき