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1日違いで最新アルバム。ユーミンと中島みゆきはライバルなのか?

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松任谷由実と中島みゆきはどちらが好きかと尋ねられたら、彼女たちと同じわれら世代は迷わず両方と答える。
音楽も詩も全く異なる世界。つまりミュージシャンとしても、つくる音楽もこれほど世界観が異なる2人はいない。

12月1日にユーミンが、2日に中島みゆきが新作アルバムを

でも両方好きなのはユーミンの歌も中島みゆきの歌も時代とともに心に染み込み、われらが青春を彩ってくれたのだ。
そして2人が新しい曲をつくりアルバムを出す限り、彼女たちと同級生のわれらの旅は続く。

2人がライバルなんだろうかと考えたことはなかったが、なぜかここにきてそんな話しになっている。
どうも最近、ほぼ同時期にアルバムを出したから。そしてそれが日替わりで売り上げのトップ争いをしているからだろう。

2人はユーミンが12月1日、『深海の街』を、そして中島みゆきが翌日2日『ここにいるよ』というニューアルバムを出した。

そしてこの2枚がオリコンアルバムランキングで、日替わりでトップ争いをしているから凄い。
実は20年以上前にもアルバムを同時発売し、売り上げバトルを繰り広げたこともあった。

2人のニューアルバム

2人は本当はお互いがリスペクトし合っている

そして2人が仲がいいのか悪いのか気になるところだが、ユーミンはラジオ番組で

『たぶん仲が悪い方が人は面白いかもしれないけれど、すごい好きですよ、彼女のことを。彼女も私のことを好きだと思いますよ』

と話した。
2人は互いにないものがある。恐らくリスペクトし合っているのではないかと思う。

ユーミンには真似できない都会の垢抜けた空気感がある

とにかく対象的だからわれわれ両方好きになれる。
東京の呉服屋さんのお嬢さんとして生まれ育ち、多摩美を卒業したユーミンは、やはりわれわれ地方出身者が身につけることができない、都会の垢抜けた空気をまとっている。
『海を見ていた午後』や『グッドバイアンドグッドラック』など、これは田舎育ちでは絶対、書けない。

そしてユーミンの手によると離島の子どもたちのためにつくった『瞳を閉じて』まで垢抜けてしまうし、ラグビーを歌った『ノーサイド』だって汗臭さは微塵もなくなってしまうから、不思議だ。

人間や女の業を表現する中島みゆきの作品

一方、中島みゆきの歌には一貫して人間の、女の業みたいなものを感じる。
例えば『悪女』『ひとり上手』『慟哭』『ファイト』『地上の星』など、ユーミンでは絶対、書けないし歌えない。
もちろん中島みゆきもユーミンの恋の歌や失恋の歌は歌えない。

恐らく中島みゆきの歌だけしか知らない人は、彼女のことを陰のある暗い、いわゆる陰キャみたいに思っている人もいるかもしれない。

これは全く違っていて、実は北海道育ちの彼女も札幌の藤女子大学というお嬢さん大学出身。
彼女がDJをしていたオールナイトニッポンのリスナーなら皆んな知ってるが、歌と正反対、ユーモアの塊みたいな女性だ。

ユーミンは桑田、中島みゆきは拓郎とのコラボが似合う

一昨年の紅白でもコラボが注目されたが、やはりユーミンには桑田佳祐が合う。湘南育ちの桑田とは文化が極めて近いような気がする。

一昨年のNHK紅白で
2006年、つま恋野外コンサート

一方、中島みゆきだが、2006年秋に吉田拓郎とかぐや姫のつま恋5万人野外コンサートに行った時のこと。
拓郎が中島みゆき作詞作曲の『永遠の嘘をついてくれ』を歌っている時、突然、舞台に中島みゆきが現れてびっくりしたものだ。サプライズだったが、5万人の観客の沸いたこと。
歌い終わると何も言わず右手を上げただけで退場したのは実にカッコ良かった。

これからも色あせない2人でいて欲しい。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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