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130年間、違法建築だったバルセロナのサグラダ・ファミリア

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1982年着工、2026年完成

10数年前、スペイン・バルセロナを訪れた時、有名な天才建築家、アントニオ・ガウディが設計した世界遺産のサグラダ・ファミリアを訪れ、上れるところまで上がった。

1882年から建築が始まり、当時ですでに120年も経っていたが、『いつ完成するか分からない。50年、あるいは60年後』との案内だった。

そして当時はまだローマ法皇から教会の認定も受けていなかった。
その後、2010年に教会と認定され、最近のニュースではどうも2026年完成と、工期は正式に決まったようだ。

 

ガウディの名作が違法建築だったとは

このサグラダ・ファミリアが実は建築が始まって130年以上も経過しているのに、バルセロナ市に何と建築許可申請をしていなかったという。

ガウディが1985年に申請していたが、合併により市の形態が変わったのに、再申請を忘れ、実に130年以上、違法建築だった訳だ。

もちろん新たに申請されたが、建物を所有する教会側は『過去に申請の請求もなかった』と。
結局、周辺に迷惑をかけていたこともあり、和解金として45億円を教会が市に支払ったとか。

しかしこれって教会が少し気の毒だ。市が建築許可申請の未提出を指摘しなかったこともあるが、サグラダ・ファミリアはバルセロナの飛び抜けた観光資源。

経済効果は計り知れない教会からカネを取るとは…

年間、なんと世界中から450万人もが訪れる。その経済効果は押して知るべしだ。
それだけ教会には恩恵を受けているのに45億円も出させるとはと、普通は疑問に思うのでは。
市は和解金を周辺の交通インフラ整備に当てるという。

わが家にあるサグラダファミリアファミリアの模型

サグラダ・ファミリアは基本、石を積み上げて造っていたが、現地で見て思ったのは、土台部分が130年前、てっぺんが最近の工事。
技術的に130年の差は融合するものだろうかと考えてしまった。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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