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3Dプリンターでの銃製造方法が米国からネット公開される危険性

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3Dプリンターで簡単に銃を作る怖さ


恐ろし過ぎるだろ。これは!アメリカでは間もなく、3Dプリンターで銃を製造する方法がインターネットで公開される可能性が高まっている。テキサス州の団体がネットで公開する予定だが、とりあえず首都ワシントンや8つの州が出していた公開差し止めの仮処分が裁判所で通り、止まっているが、推進団体はさらに異議を申し立てているからだ。

3Dプリンターで製造したプラスチック拳銃


もしも公開が認められれば、インターネットでそのやり方は一瞬にして世界に広がる。プラスチックだから安価で、子どもでも簡単に製造可能だ

あと怖いのはプラスチックのため、空港の金属探知による荷物検査もスルー。ハイジャックなどテロの危険性が世界中で一挙に高まる危険性を感じる。

中間選挙を前に、銃規制の議論をきちんとしてもらいたいものだが、本当にトランプ氏には皆んなが不安を感じている。


わが国でもあった3Dプリンターによる銃製造事件


日本の場合はまず拳銃は手に入らない。暴力団による流通ルートは以前はあったが、素人がそのルートから入手することは極めて難しい。だからネットによって3Dプリンターでの製造方法が公開されれば、製作される危険性はある。もちろん作っても譲り受けても銃刀法違反だ。

以前、2014年5月、3Dプリンターで拳銃を製作し所持していた大学職員の男が銃刀法違反で逮捕された事件もあった。神奈川県警が男の自宅を家宅捜索した際、3Dプリンターを使用して製作した拳銃が5丁押収され、このうち2丁は殺傷能力があるものと鑑定された。

3Dプリンターで製作した銃に銃刀法違反が適用されたのはこの事件が初めてだった。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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