レコード大賞は乃木坂46が2年連続受賞
ことしの第60回レコード大賞は乃木坂46の『シンクロニシティ』だった。昨年の『インフルエンサー』に次ぐ2年連続だから凄い。普通のおじさん、おばさんからは『聴いたことも無い歌だと』との声が聞こえるが、とんでもない。
ことし1年間でのCDなどの売り上げは、引退した安室奈美恵に次ぐ第2位というから十二分にレコ大の趣旨、精神を貫徹したから文句のつけようがない。
乃木坂46だが、ことし出演したCMは20社以上。メンバー10人以上がファッション誌の専属やレギュラーモデルを。発売した3作のシングルは全てミリオンセールスというから凄い。
1番、業界に貢献した曲に贈られるのがレコ大
ことしの音楽ソフト(シングル、アルバム、DVD、ブルーレイディスク)トータルセールスランキングでも、103億3000万円で、9月に引退した安室奈美恵に続く2位だった。
確かに昔の石川さゆりの『津軽海峡冬景色』や、ちあきなおみの『喝采』などは、年間通じてテレビ、ラジオ、有線放送と毎日、毎時間流れまくり、国民歌謡としてヒットしたからまさにTheレコード大賞。
幼稚園児から90のおばあさんまで口ずさんでいたから、日本の歌謡史に残った訳だ。
それからすると乃木坂46のなどはオヤジもおばさんも口ずさんでいるのを聞いたことはないから、"大賞"に違和感のある人がいるのかもしれない。
でも業界不況の中、CDなどはバカ売れで、救世主となっているのは、間違いない。
モーニング娘。以来、こうした若い女性が団体で歌ったり踊ったりするグループが花盛りだ。
AKB48などはそのプロデュースの巧みさから一世を風靡した。さらに乃木坂46、欅坂46と、どんどん出てきたから、普通のお父さんはついていけない。
私はAKB46も10人はフルネームが言えるし、乃木坂46の西野七瀬が、きょうの紅白を最後にグループを引退するくらいは知っている。
西野七瀬のかわいさは秀逸だと思う
自分的にはモーニング娘。はどうも嫌いだった。1番人気のゴマキのあのヤンキー感丸出しの立ち居振る舞いがどうも苦手だった。
それに比しAKBの普通のお嬢さん感は好感が持てたが、乃木坂46が出てくるとそれも吹き飛んだ。
やはり乃木坂46の美人度、お嬢様感は過去のアイドルには無かったものじゃないだろうか。
センター白石麻衣もいいが、中でもやはり秀逸のエースは西野七瀬だろうな。
西野と白石(下)
若い男子が熱狂するのは当然だ。主演した映画『あさひなぐ』で、女優としてやっていけることも十分、証明できた。
グループ引退後は女優として開花することを願ってやまない。
もりもと なおき