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60代でやっと巡り会ったカリスマ理容師さん

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昔から散髪が苦手だった。頭の形が悪いから、どんなカットをしても決まらなかったからだ。だから散髪直後のヘアスタイルは自分でも嫌になった。

理髪店に行くと『今、散髪したと分からないようなスタイルに』と、理容師さんに大変、失礼な注文をしたものだ。

ところが数年前、私の頭髪に革命をもたらすような理容師さんについに出会ったのだ。

自宅からクルマで3分。なんと助任橋に『武蔵』という小さな理容店が開店した。

近所というだけで初めは恐る恐る入店したが、都会的な理容師『近藤さん』と超美人の奥さんが!
『お任せ』でお願いし帰宅したら、散髪に毎回、低評価を下した家内が『きょうのエラい決まってるんちゃう』と。


鏡を見たら自分でも大満足は、長い人生で初めての体験だった。

そして2〜3回通ううちに彼のことがよくわかってきた。

阿波市出身で卒業後上京し理容の道へ。有名師匠に鍛えられ、ずっと東京の有名理髪店で仕事をしてきたようだ。
帰県する直前の店は赤坂だったというから、夫妻が垢抜けているのは納得したし、接客マナーは抜群。やはり東京の有名店出身者はひと味違った。

ご自身の自慢は全くしないが、東京では大きな大会での優勝経験もあるほどだからカリスマだ。私のアタマを家内が初めて褒めたのも分かる。

奥さんも美容の資格をたくさん持ち、頭皮マッサージは何とも夢心地だ。
もっと早く出会いたかったが、この歳だからこそ近藤さんに出会えて良かった。

徳島に帰ったのは同じ徳島出身の奥さんの希望。地方でゆっくり子育てをしたかったから。店を開いてから2人のお子さんにも恵まれた。
素晴らしいUターンだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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