元NHK青山アナは、香港に住んでいた
スポーツキャスターになるために生まれてきたみたいだった健康的で爽やかな元NHKアナウンサーの青山祐子さん(47)が、なんと8年ぶりにテレビ画面に登場した。

古巣ではなくBS日テレの報道番組「深層NEWS」に生出演したもので、現在、生活をしている香港からの中継だった。
新型コロナウイルスが香港でも生活や教育、医療、経済などに深刻な影響を及ぼしていることについて、リポートしたが、さすが元NHKの看板アナウンサー。コメントのひとつひとつが的確なものだったようだ。
7年間の産休、育休継続後の退社でバッシング浴びたが…
青山さんといえば昨年3月にNHKを退社するまでの7年間で4人の子どもを出産。この間、継続して産休、育休を取得したためずいぶんバッシングを受けた。
そして昨年3月、そのまま退社したが、"もらい逃げ"とかの、またも心ない誹謗中傷にさらされた。
制度を普通に利用しただけ。それよりもこの深刻な少子化時代。決して出産年齢としては若くない青山さんが、4人のお子さんを出産し、育児に頑張っていることは私は天晴れ以外の何ものでもないと感じていた。

理解不能の中傷は日本社会=ムラ社会独特の偏狭さ
だからバッシングは理解できなかったし、まだまだ社会に育休制度が浸透していないこと。さらには中身も分からず叩くという日本社会の偏狭さが、改めて嫌になったものだ。
批判の中心はずっと仕事もせずに給料もらうのか。それは私らのNHK受信料だろ?という勘違いした傲慢でお寒い批判ばかりだった。
残念ながら会社から給与は出ない今の育休制度
制度をちょっと調べてみれば、今の日本の育休では会社から給与など出ないのは直ぐにわかる。
様々な条件を満たせば、雇用保険から「育児休業給付金」が給付されるが、給付金の額も産後半年は給与の67%、半年経過後は50%と、給与より遥かに少ない。あくまで雇用保険からで、"皆様の受信料"からではないわけだ。
番組では香港の新型コロナウイルス対策についても言及したが、香港と比べると『日本に帰ってくると逆に緩いなって感じる』と印象を話した。
またたまには爽やかな笑顔を見せてください。
もりもと なおき