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経済取り戻すにはコロナ収束しかない。戦後最悪GDPの落ち込み

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戦後75年間で最悪という経済の落ち込みの厳しさ

戦後最悪とか戦後最大などという形容詞を使ったのは、せいぜい1980年代初めくらいまでだった。バブル経済以降はまず使われることはなかったように思う。

ところが戦後75年も経った今、経済の落ち込みに"戦後最悪"などということばが、使われることになるとは夢にも思わなかった。日本経済は非常に厳しいところにいるのだ。

4〜6月期のGDP、なんと▲27.8%は戦後最悪

内閣府が17日発表したことし4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値が、物価の変動を除いた実質でなんと前期比7・8%減となった。

そしてこの状態が1年続いた場合の年率換算は27・8%減となり、リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率17・8%減を上回る戦後最悪のマイナス成長を記録した。

この75年間、私たちが経験する一番の経済の落ち込みになっているのだ。

個人消費、貿易にコロナがダブルパンチを

原因はもちろん新型コロナウイルス感染拡大の影響での、個人消費の大きな落ち込み。さらに世界規模の感染拡大で輸出も激減し、内需、外需ともに大きな打撃だった。

マイナス成長は消費税増税のあった19年10~12月期から3四半期連続。ここにきて昨年の消費税率の10%への引き上げもこたえている。

早くもプラスに転じた中国の急回復ぶりに驚き

同時期の他の国をみるとアメリカ▲32.9%、イギリス▲59.8%、ドイツ▲34.7%、フランス▲44.8%、イタリア▲41.0%などとなっている。

やはり感染が爆発し、死者が多い国の落ち込みは酷く、日本はまだマシな方だ。

イギリス経済はマイナス59.8%。立ち直れるのだろか

ニューヨーク州議会議事堂前で、経済再開を求めデモを行う人たち。米国の失業率は二桁となっている

しかし中国は歴史的なマイナス成長だった1~3月期のマイナス6.8%から一転して急回復し、なんと前年同期比3.2%増となった。

中国が早い時期に感染拡大を抑え込み、他国より早かった経済活動の本格再開に一定の成功を収めているようだ。人口約14億人ということを考えれば、他国より内需の拡大はスムーズにいくのは間違いない。

あとベトナムは中国と並びプラスに。台湾もわずかなマイナスだった。両国は感染を抑え込むのが、早かったから、経済の立ち直りも早かったのだ。

比較するまでもなく、コロナ収束と経済成長は両立しないことは、誰の目にも明白。経済を取り戻すためにはコロナ収束しかない。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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