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10月でこの不快な暑さ!普通に体感する地球温暖化・気候変動の怖さ

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今朝の暑さはどうだろう。爽やかなはずの10月に入っても、これだけ蒸し暑いと嫌になる。この不快さをもって地球温暖化の深刻さを改めて認識している。関東以西は最高気温が軒並み30度という。

よく覚えているのは、例えば高校時代。夏休みも終わりに近づく8月の最終週ともなれば、勉強部屋の窓からひんやりとした空気が入り込み、長かった夏休みが終わる現実がヒシヒシと伝わってきた。
と同時に、計画倒れに終わった学習計画を、恨めしく思ったものだ。

きょうも朝の天気予報では、西日本も関東、中部も軒並み最高気温は30°Cになるでしょうーと。どこの街だったか32°Cとなっていた。
日本ではないがニューヨークは昨日は33°Cで、史上最高を記録した。

ちなみに私の住む徳島市では9月の平均気温はここわずか数年で1°Cから最高3°Cも上昇している。

北極の氷が溶け始め、白くまたちが行き場を失っている

恐ろしくとも全世界が受け止めるべき、仏研究者グループの報告

フランスの100人の研究者グループが先月、発表した近い将来の気候変動の恐ろしい内容をみて、われわれの孫子の代へのいいようのない心配に襲われている。

その発表によると地球温暖化は現在、これまでの予測より急速に進み、なんと2100年には、産業革命の18世紀後半に比べ、気温は6度から7度まで上昇するだろうという。

別の予測では2050年に47°Cに達するという恐ろしい予測もあり、果たして人類は生き延びていけるのかという、レベルだ。

エアコンをつけっぱなしにすれば大丈夫などというレベルの話しではない。恐らくここまでくれば農業を中心に、人間の社会活動そのものが困難になってくるのではないかと、考える。

また気候変動により台風や豪雨という天変地異も日常的になるだろうから、国土そのものが大丈夫かのレベルを超えると思わざるを得ない。

若者の悲痛な声に政治家たちや大人たちは真摯に応えるべきだ

こんな中、先月、国連の気候行動サミットで登壇したスウェーデンの16才の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの演説が注目を浴びた。

グレタさんは、「空っぽの言葉でわたしの夢や子ども時代を盗んだ! 」と、声を荒げ「すべてが間違っています」

「大絶滅を前にしているというのに、あなたたちはお金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり」

「私はあなたたちを絶対に許さない」と述べ、全てにおいて経済、産業を優先してきた大人たちへの不信と怒りをあらわにした。

世界が思いをひとつにすれば、気温上昇を1.5°Cに抑えることは可能というが…

脱炭素社会のために原発をなどというバカバカしい議論はさずがに今となってはする人もいない。
今後、世界が思いをひとつにして脱炭素社会実現のために具体的な方法を実すれば、1.5°Cまで抑制できるとか。しかし残念ながら世界が思いをひとつにすることが、不可能に近い。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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