常にマスクをして食事の時は話しもしない。歩く時は2m空けて、ホテルに着いたら、レストランに入ったら必ず手指をアルコール消毒する。
エレベーターに乗ったらコロナウイルスは漂っていないかドキドキで…
こんな旅行が楽しい訳がないだろう。

延期もしくは大幅な見直しが当然だが…
政府が22日からスタートさせる"Go Toキャンペーン"に、批判が殺到してい
る。政府は16日に専門家の意見を聴き国交省が最終判断するが、延期もしくは大幅な見直しの可能性は高い。
そもそもこのキャンペーンは、閣議決定で実施の条件として『感染が収束後』と『国民の不安が解消された後』と明確に規定されていたという。
収束もしていないし、国民の不安など全く解消されていない。
とにかくコロナ感染者は数字の上では緊急事態宣言発令中を超えているのだ。
東京、大阪で感染、急激に拡大中
東京都などは7月に入り激増しており、先日は4日連続で200人台となった。とにかく8日連続で三桁が続く。
こうした事態を受け小池知事は15日、緊急記者会見でお得意のパネルを掲げ『感染拡大警報』を発令すべき状況だと、訴えた。
そして都民に向け『不要不急の都外への外出はできるだけひかえてほしい』などと改めて呼びかけた。

また大阪府も15日、61人が新たに感染したが、5月21日の緊急事態宣言の解除以降で最多を更新した。
全国にウイルスを感染拡大させるのは必至
これまでGoToキャンペーンについては、小池知事が強く反対の声を挙げているほか、大阪府の吉村知事はじめ多くの自治体の長が、『今はやるべきではない』と、このキャンペーンに強い懸念を表明している。
多くの国民も『コロナウイルスを感染拡大してどうするんだ!』と、キャンペーンには不安の声が広がる。
これに対し菅官房長官は東京や大阪の感染拡大に対し15日の記者会見で、『市中感染が大幅に広がっている状況にはない』と表明した。驚きの認識だ。
電通かむと胡散臭いと国民は感じている
Go Toキャンペーンについても予定を変更する気は全くないようだが、ここまで反対の声が高まれば、そうはいかないだろう。
どうも広告代理店・電通がかむとろくなことはないと、国民の多くが気がついている。
もりもと なおき