2人で先輩らの悪口を言ったテレ東の女子アナは悪いのか?
テレビ東京で新人の女子アナ2人が、アナウンス室で先輩や上司の悪口を言っているのを盗聴されたうえTwitterで音声が晒され、社内は大騒ぎになっているという。
なんでも2人だけの内緒話が、何者かに盗聴されており、その音声記録がTwitterに投稿されたという。

しかしサラリーマンで同僚と先輩や上司の批判や悪口を言ったことが無いという人がいるだろうか。
だいたい飲みに行ったらそんな話しで盛り上がるものだ。
盗聴されると知って内緒話をするバカはいない
恐らく、盗聴され拡散されたら大変なことになる話しを普段、皆んなしているのではないだろうか?悪口や陰口は当事者に分からないと信じているからするんだろう。
そういう意味で2人の女子アナは全然、悪くない。盗聴した人物が問題だ。
居酒屋で聞こえた県職員の県議の批評は面白かった
昔、広い座敷を衝立で仕切った居酒屋で友人と食事をしていた時のこと。
衝立の反対側で5〜6人が飲んでいたが、明らかに県庁の職員だった。
私もまだ県議会議員になって2〜3年の時だったので興味津々、実に楽しい話題に聞き入った。声がデカく耳を澄まさなくとも聞こえてきた。県議たちの批評をしていたのだ。
まあ、良く議員個々の能力が分かっているなと思う話しで、全然間違っていなかった。そしてだんだんエスカレートするのが面白かった。
そして私が帰るために立ち上がった時、やっとこちらに気づいてくれた。そして全員、顔が真っ青に。
あまりに気の毒なので、『仲間うちの酒の席、何にも聞こえてませんよ。俺は褒めてくれてありがとう』と、後にした。
もちろん該当議員には黙っておいてあげたのは、いうまでもない。
こういう場合は悪口を言った人間より、それを伝えた者がバカなのだ。
壁に耳あり、障子に目あり
さてテレビ東京だが、2人は特に処分はされていないようだ。
『結婚して、適当な何か事務所に所属したい…』と話していたが、叱責することで人材の流出を恐れているのかもしれない。
壁に耳あり、障子に目ありとは、昔の人はよくいったものだ。
仲間うちで先輩、上司の悪口を言う時は、一応、周りを気にしてからにしよう。
もりもとなおき