深夜に聴こえてくる山下達郎のクリスマスイブはたまらない
明日から12月。忘年会の帰りとか、深夜に立ち寄ったコンビニで山下達郎の『クリスマスイブ』がかかっていたら、もうなんとも言えない気分になりませんか。
私は1989年にJR東海のCMに流れて以来、Jポップのクリスマスソングは山下達郎が絶対的だ。恐らく死ぬまで変わらないような気がします。
洋楽はやはり生まれた時からずっと聴いている『ホワイトクリスマス』を挙げたい。
うちのオヤジは私が生まれた頃、SP盤を聴くために、真空管のデカい蓄音機を買った。クリスマスが近づくと狭い家の中にホワイトクリスマスが流れるのがわが家の恒例でした。
こんな蓄音機でした
ビーン・クロスビーとフランクシナトラの2枚がありましたが、私は今はフランクシナトラのものが好きです。
X'masはなぜかオヤジを思い出す
バタークリームのケーキを食べる時は必ず子ども向けのSP盤『ジングルベル』をこれも蓄音機でかけてくれた。
まだ日本がとても貧しい時代でしたが、2人の子どものためにそんな行事は大切にしていたようです。必ずツリーや電球のイルミネーションで部屋が飾られていました。
母親の思い出が圧倒的に多いんですが、クリスマスがくると若かったオヤジを必ず思い出します。
◼️イブの東京けやき坂が最高だと感じる
テレビで見るだけでも12月の東京の美しさは格別ですね。現職時代は忘年会に追われ12月は上京できませんでしたが、何年か前、たった一度だけイブイブから25日まで東京に。
六本木で友人と別れたあとイヤホンを耳に、YouTubeでホワイトクリスマスを聴きながらけやき坂をひとりで歩いたことは、夢のようなひとときでした。
もりもと なおき